ダイバーシティ・マネジメントの宿題をしている途中で、イクボスに必要なスキルについて問合せがありました。

「イクボスとは」をネット検索してみるとたくさんありました。その中でもっとも共感したのは、以下でした。

「イクボス」とは、職場で共に働く部下・スタッフのワークライフバランス(仕事と生活の両立)を考え、その人のキャリアと人生を応援しながら、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・管理職)のことを指します。(出典:NPO法人ファザーリング・ジャパン イクボスプロジェクト)

”組織の業績も結果を出しつつ”のところが理想論ではなく、イクボスの覚悟が感じられたからです。

イクボスは単に「育児」×ボス(上司)」ではなく、ダイバーシティ&インクルージョン(多様性から価値を生み出す)リーダーと重なりました。

育児を含むワークライフバランスは価値感の多様性として、社員のワークライフバランスの価値観を認め、活かし合い、組織としての価値を高める。

そんなイクボスに必要なスキルは、
・受容するコミュニケーション・スキル
・部下の力を引き出すスキル
・チームワークを維持強化するスキル
普通に求められるマネジメント・スキルですが、高いレベルが必要なのかもしれませんね。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎(PMP、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、心理相談員)
<うつ病のない日本の職場を目指して、「社員の幸せと会社の成長」を全力で支援いたします>

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