EAP(Employee Assistance Program:メンタル面から社員を支援するプログラム)関連の2団体が主催した「ストレスチェック集団分析セミナー」に参加しました。

どちらの団体もストレスチェック集団分析をどうやって職場改善に活かそうかという主旨でした。

ストレスチェックが義務化されて1年が経った今も、職場から「集団分析の結果をもとに何をやっていいのかわからない」という意見があります。

一方で、EAPは、ストレス集団分析の結果に基づき、メンタルヘルス視点のみならず、働きがい、有用感、帰属意識といった
ワークモチベーション視点を含めた職場改善を提案しています。

職場が「集団分析の結果を基に何をやっていいのかわからない」から、ワークモチベーション視点の具体的な職場改善に変わっていくといいですね。

ただ、職場はメンタルヘルスやワークモチベーションの視点だけで良いわけではなく、業務遂行の視点も欠かせません。業務遂行まではEAPは入ってこれないので、職場全体を考えた職場改善の主体はやっぱり職場ですね。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎(PMP、キャリアコンサルタント、産業カウンセラー)
<うつ病のない日本の職場を目指して、プロジェクトを円滑に進める仕組みを提供します>

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