集団分析は努力義務ですが、ストレスチェックを既に実施した企業の半数以上が集団分析も実施しているようです。状況把握だけでなく、ストレスチェック制度の目的であるメンタルヘルス不調(うつ病)の未然防止に繋がる職場環境改善に活用してほしいと思います。

集団分析は、仕事のストレス判定図を使うのが一般的です。
ストレスチェック(職業性ストレス簡易調査票)の質問項目の中から健康との関連が認められている
1.仕事の量的負担
2.仕事のコントロール
3.上司の支援
4.同僚の支援
この4つのストレス要因について職場の平均値を求め、その数値から職場のストレスを健康リスクとして評価するものです。全国平均を100として数値が高いほどリスクが高いことを表します。

仕事のストレス判定図の集団分析結果を受け取った各企業のマネジャーが、有効な職場環境改善を実施してメンタルヘルス不調(うつ病)の未然防止を前進させたら素晴らしいです。

このポイントは、忙しいマネジャーが、集団分析結果から組織課題を読み解き、どこまで職場環境改善をするのか、できるのか。ですね。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎
<うつ病のない日本の職場を目指して、”人と業務のマネジメント”を変革します>

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