健康経営とは、「企業が従業員の健康に配慮することによって、経営面においても 大きな成果が期待できる」との基盤に立って、健康管理を経営的視点から考え、 戦略的に実践することを意味しています。

健康経営の考え方は、その通りだと思うのですが、

【経済産業省 平成26年度「健康経営銘柄」資料】に示されている企業理念(長期的なビジョンに基づいた経営)に違和感があります。

1.人的資本に対する投資
(従業員への健康投資)

2.従業員の健康増進
(従業員の活力の向上)

3.組織の活性化
(生産性の向上)

1⇒2⇒3、が独立していて、順番に進んでいくところに違和感があります。

確かに、健康経営のメンタル面では、このこの長期的なビジョンはあっているのかもしれません。

しかしながら、メンタル面では、従業員の健康、活性化、生産性を順番に考えることはできず、同時に達成したり、達成できなかったりする関係だと思っています。

つまり、メンタル面の健康投資は、メンタルヘルスだけを考えた投資ではなく、メンタルヘルス+活性化+生産性を実現する投資が必要だと思います。

メンタルヘルス対策は、メンタルヘルス+活性化+生産性ですね。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎(PMP、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント)
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