優秀なエンジニアが突然メンタル不調になって休職することになった。という話を時々聞きます。
(以下、持論です。)
マズローの欲求段階説でいうところの、自己実現の欲求「自分の持つ能力や可能性を最大限発揮し、具現化して自分がなりえるものにならなければならないという欲求」にいる優秀な人は、愛情(社会性)欲求、尊敬(承認)欲求の一部を満たして、自己実現の欲求に向けて駆け上がるように思います。

その満たされていた部分に、尊敬(承認)されない出来事、愛情(社会性)が満たされない出来事があると、別に満たされている尊敬(承認)欲求、愛情(社会性)欲求を持っていないから全てを失うことになり、うつ状態になってしまうのかもしれません。

自己実現に向かう優秀な人ほど、土台になる愛情(社会性)欲求、尊敬(承認)欲求の幅を広げる努力(一部がダメになっても他がある)が必要かもしれません。

同時に、自己実現に向かう優秀な部下を持つマネジャーは、自己実現の活躍だけを見るのではなく、愛情(社会性)欲求、尊敬(承認)欲求の幅を広げるように指導することが優秀な部下を守ることになるのかもしれませんね。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎(PMP、産業カウンセラー、キャリアコンサルタント)
<うつ病のない日本の職場を目指して、「メンタル不調なく、いきいき働き、目標を達成するプロジェクト」を全力で支援いたします>

興味がある方はこちらもどうぞ。

ブログ村 メンタルヘルスブログ
ブログ村 ストレスマネジメントブログ