経営学者であるケリーのフォロワーシップ論を見つけました。「フォロワーシップ」とは、リーダーに従う部下・メンバーが持つ特性のことです。

ケリーによれば、組織集団の成果に対する貢献度の8割はフォロワーがカギを握っていて、「積極的関与」と「批判的思考」がバランスよく、ともに高い状態、すなわち自分で考え、関与する「模範的フォロワー」が理想的であるとしています。

「積極的関与」は、上司の指示に従い、目標の達成のために自ら進んで行動することです。

「批判的思考」は、上司の指示や考え方を”鵜呑みにせず”自分なりによく考え、必要があれば上司に対し提案したり建設的に批判する力です。

「批判的思考」を歓迎する風土づくりが欠かせませんね。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎
(PMP:Project Management Professional、
 心理相談員、国家資格キャリアコンサルタント)

『三方よし(人材育成よし、仕事の成果よし、メンタルよし)の組織づくりに貢献します』

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