人間のある時の行動(Behavior)は、その人の個人特性(Person)とその時の環境や状況(Environment)の関数(function)として捉えるべきである。(Lewin,K.)

社会心理学の父と呼ばれるレビンさんのこの法則は、ワーク・モチベーションに影響する組織環境的要因をわかりやすく表現しています。

そして、古来から経営学としてのワーク・モチベーションが研究され工夫されてきた背景には、労働生産性との関係があるからです。

現在、多くの企業が「働き方改革」を行い、長時間労働の是正に取り組もうとしています。同時に、労働生産性を高めていくことが重要な経営課題だと捉えられています。

労働生産性向上には、業務の自動化、AI(人工知能)の導入による効率化の手段が言われていますが、一方で、ワーク・モチベーションを高めることも生産性向上の有効な手段であり、B=f(P,E)のE(Environment:環境や状況)が重要になります。

「働き方改革」の取組みは、長時間労働の是正だけでなく、働く職場の環境改善も大切だと思います。

株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎<うつ病のない日本の職場を目指して、『過剰ストレスに頼らず、成長を実感しながら、目標を達成する職場づくり』に貢献します。>

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