知人に勧められて、コミュニティ心理学の本を読んでみました。
コミュニティ心理学とは、個人の行動に社会体系が複雑に相互作用する形で関連している心理過程全般について研究を行うものである。この関連を概念的かつ実験的に明確化することによって、個人、集団、さらに社会体系を改善しようとする活動計画の基礎を提供するものである。(ベネットら)
これまでは、個人と職場環境の相互作用を考えていましたが、コミュニティを広げてもう少し大きな組織(会社)まで考えてみると、個人が職場や会社から影響を受けているように、職場や会社も個人から影響を受けている。ことがわかります。
改めて、個人のためだけでなく、職場や会社のためにも、個人の能力を最大限に発揮できるコミュニティが重要だなと思いました。また、人的資源つながりで、ドラッカーを思いました。
「あらゆる生産手段のうち、人的資源ほど効率の悪いものはない
この人的資源の活用に成功したわずかな企業が、
生産性と産出量の飛躍的向上を実現する
人的資源こそ生産性向上の主たる機会である
したがって、今日関心を集めている設備や技術のマネジメントではなく
人材のマネジメントこそが最大の関心事でなければならない
(ドラッカー)」
いきいきと働き、活躍している人たちで溢れている日本がいいですね。
株式会社ストレスマネジメント実践研究所 北尾一郎
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